練習問題

少年事件における法規や制度2 解答・解説編

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11)○

家庭裁判所では、非行事実が極めて軽微で、既に警察や家庭などにおいて少年に対して教育が行われたことにより、少年の問題点が改善され再非行のおそれがなくなった等の場合、審判が開かれないことがあります。これを審判不開始といいます。家庭裁判所での処遇決定は、「少年院送致」「児童自立支援施設等送致」「保護観察所による保護観察の保護処分」「審判不開始」「不処分」「知事または児童相談所長送致」「検察官送致」があります。(テキストp104)

12)×

少年が16歳以上であり、故意に被害者を死亡させた場合は原則として事件を検察官に送致する。これを原則検察官送致制度といいます。(テキストp104)

13)×

虞犯少年とは、虞犯事由につ以上該当し、虞犯性があるもののことです。虞犯事由には「保護者の正当な監督に服さない性癖があること」「正当な理由がなく家庭に寄り付かないこと」「犯罪性のある者、不道徳な者と交際し、またはいかがわしい場所に出いるすること」「自己または他人の徳性を害する性癖のあること」があります。(テキストp104)

14)○

家庭裁判所調査官は、家庭裁判所で取り扱っている家事事件、少年事件等について調査を行います。(テキストp104)家事事件とは家庭内の紛争などの家庭に関する事件のことで、成年後見人制度に関する審判や、行方不明者に関する審判、養子縁組や子の氏の変更に関する審判、相続に関する審判から、夫婦関係や親族関係、子に関する調停など様々な内容を扱っています。

15)○

少年鑑別所は少年鑑別所法に基づき、家庭裁判所の求めに応じて鑑別対象者の鑑別を行っています。(テキストp104)鑑別は、医学・心理学・教育学・社会学などの専門的知識及び技術に基づき、対象者の非行又は犯罪に影響を及ぼした資質上及び環境上問題となる事情を明らかにし、その事情の改善に寄与するため、処遇に資する適切な指針を示すことを目的として実施します。

16)○

少年鑑別所は、健全な育成のための支援を含む観護処遇を行っています。(テキストp104)観護処遇とは、少年鑑別所に収容している者に対する取扱いの全て(鑑別を除く。)をいいます。少年の情操の保護に配慮し、その特性に応じた適切な働き掛けを行うことによって、健全な育成に努めています。在所者は落ち着いた気持ちで審判を受けることができるよう、規則正しい生活を送ります。少年鑑別所は、少年院とは異なり、少年を教育する施設ではありませんが、少年の健全育成への配慮として、生活態度に対して助言・指導を行ったり、希望する少年に対しては、学習等の機会の提供などを行ったりしています。

17)×

これは第3種少年院の説明です。第4種少年院は刑の執行を受けるものを収容します。(テキストp104)第1種少年院は心身に著しい障害がないおおむね12歳以上23歳未満の者、第2種少年院は心身に著しい障害がない犯罪的傾向が進んだおおむね16歳以上23歳未満の者、第3種少年院は、心身に著しい障害があるおおむね12歳以上26歳未満の者を収容しています。

18)○

児童自立支援施設は、児童福祉法に基づいて設けられており、児童自立支援専門員や児童生活支援員等の専門職が配置されています。(テキストp104)

19)×

保護観察所は法務省設置法及び更正保護法に基づいて設置され、保護監察官等の専門職が配置されている。(テキストp104)

20)○

少年鑑別所は、少年鑑別所法に基づいた業務(鑑別対象者の鑑別を行うこと、健全な育成のための支援を含む観護処遇を行うこと、地域社会における非行及び犯罪の防止に関する援助を行うこと)があります。(テキストp104)また、「法務少年支援センター」として,非行・犯罪の防止に関する専門的な知識や技術を幅広く活用し、一般の方々や関係機関・団体からの依頼に応じ、地域社会における非行及び犯罪の防止に向けた様々な地域援助活動を行っています。(参考:法務省矯正局 少年鑑別所のしおりpdf

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