以下の設問について、正しいものには○、誤っているものには×をつけなさい。
1)誤嚥は、嚥下反射が低下することで起こりやすくなり、肺炎の原因となる。
2)老化による消化器系運動機能の低下のため慢性便秘が起こりやすい。
3)肝臓は、加齢により機能低下を起こしやすく、薬物代謝能の低下による副作用に注意が必要である。
4)睡眠覚醒リズム(概日リズム)では加齢に伴い体内時計の位相が後退する。
5)加齢に伴い、睡眠効率は低下し、レム睡眠が減少し結果として中途覚醒が増える。
6)加齢に伴う記憶障害では遠隔記憶記憶の障害が目立つ。
7)アルツハイマー型認知症では近時記憶障害のみならず、エピソード記憶障害があるが、病態失認であることが多い。
8)生理的加齢の場合にはエピソードの再認が可能で記憶障害の自覚がある。
9)流動性知能は加齢による影響が少ないが、結晶性知能は加齢の影響を受ける。
10)フレイルとは、加齢に伴い、身体の恒常性が変化し崩壊する一連の過程のことをいう。